金沢市議会 2012-12-03 12月03日-01号
また、かねて整備を進めてきた辰巳ダムが、先月竣工いたしましたので、既存の犀川ダム、内川ダムとあわせ、犀川の治水や浅野川の流量負担の軽減など、今後の水防対策に重要な役割を果たしてくれるものと存じます。
また、かねて整備を進めてきた辰巳ダムが、先月竣工いたしましたので、既存の犀川ダム、内川ダムとあわせ、犀川の治水や浅野川の流量負担の軽減など、今後の水防対策に重要な役割を果たしてくれるものと存じます。
繰り返しになりますが、県の治水体制は、浅野川と犀川を放水路でつなぎ、犀川に増水する分を内川ダムでピークカットするという体制です。今回の洪水では犀川側に相当の余裕があったと言えますが、100年確率以上の降雨を想定するならば、河川改修こそ急がねばなりません。
ブラックバス等につきましては、平成13年よりリーフレットの配布やため池3カ所での駆除、内川ダムなど5カ所での放流禁止看板の設置など、市民への外来魚問題の啓発活動を行ってきてございます。また、外国産のペットに関しましては、適正な飼育管理を行い、安易に捨てることのないようチラシによる周知を図っています。
犀川・内川ダムのおいしい自己水を川に捨てているわけであります。県への支払いは年間36億2,000万円もあります。経費全体の約38%、原価に占める割合も約40%と毎年上がり続けております。市長、他市と比べて高い水道料金は、県水の負担が大きいことにあることは言うまでもありません。
県が策定いたしました犀川水系河川整備計画では、犀川の河川改修を行う、同時に既存の犀川・内川ダムと新設する辰巳ダムの連携運用によりまして、洪水の安全な流下を図って、おおむね100年に1回程度発生する規模の降雨に対応できる計画、このように承知をいたしています。
具体的な施策といたしましては、犀川・内川ダムの集水区域における水源涵養林の整備を図るほか、市民や事業者の責務として、ごみの不法投棄の禁止や農薬等の適正使用を求めることなどを考えております。 以上でございます。 ○議長(不破実君) 坂戸土木部長。 〔土木部長心得坂戸正治君登壇〕 ◎土木部長心得(坂戸正治君) 都市型浸水被害を防ぐために雨水幹線の整備をどのように進めていくかとのお尋ねであります。
今回の計画では、答申があったように、市の保有する工業用水水利権を県に返還することによって、また不足分は内川ダムの利水容量を増加させることによって賄うのだと思いますが、現実には工業用水は使われていなかったので、深刻な渇水時期にはその分を流していたのであります。つまり、内川ダムの利水容量の増加だけが環境用水の分になると思われますので、どうしても不足分を農業用水の水量見直しをしなければならなくなります。
これまで犀川ダムと内川ダムの2つのダムの利水・治水の状況はその当初計画から全く外れ、上水道は半分しか使用されず、また、工業用水に至ってはダムが完成して以来35年間一度も使われていないことを指摘し、辰巳ダム建設については犀川の総合的治水事業から必要だとの根拠が崩れ去っていることを挙げ、辰巳ダムの建設中止とともに犀川の総合的治水対策を見直すことを求めてきました。
その根拠として、内川ダムの計画時には犀川大橋地点での最大水量は毎秒 1,600トンとしていたが、その後、降水流量の見直しを行い、毎秒 1,920トンと修正しました。その差 320トンについて、犀川大橋付近での拡張が困難であるため、辰巳ダムをつくり洪水調整をすることが必要になったと説明してきました。
犀川ダムが完成したのは1965年、内川ダムが完成したのは1974年です。いずれも洪水を教訓に建設され、内川ダムは、浅野川の上流にダム建設の適地がないとして、浅野川の水量を浅野川放水路を通じて犀川に流し、この水量を削減する対策として建設されました。
もし、これがないということになりますと、計算上は8月19日には犀川、内川ダムは底をつくということになります。ここで大幅な給水制限を余儀なくされるところであったと、こういう計算をいたしております。こうしたことからいたしまして、安定給水確保のために県水は非常に重要であるし、考え方によりますとありがたいことであると、こう感ずる次第でございます。
第2点は、犀川ダム単独の計画では50年確率であったが、内川ダム建設では犀川・内川両ダムで 100年確率を想定したこと、また辰巳ダム建設では計画降雨の見直しはあったが、やはり 100年確率であったということであります。第3点は、やはり技術基準の中で、計画降雨の時間分布及び地域分布の決定に当たって、引き伸ばし倍率は2倍以内が望ましいとされています。
先般林道等の調査で菊水まで行ったときに、内川ダムの現状は、集中豪雨の後ではあったが、上流ではダム底が見える程度にしか貯水がなされていなかったようでした。
まず、辰巳ダム建設の目的に挙げられている洪水対策では、犀川総合開発事業計画の中で、既に 100年確率の洪水対策として犀川ダムがつくられ、その後、浅野川の洪水を犀川へ分流させるために、浅野川放水路と内川ダムがつくられています。
また、この余剰電力の購買者である北陸電力との関係は、犀川ダム、内川ダムの売電並びに新規の辰巳ダム建設による発電計画等、金沢市との協議は多岐に及んでいると拝察いたしますが、今までに太陽光発電において情報交換をしてきたのか、その有無を伺います。 金沢市の場合、黒がわらの景観配慮など特殊事情はありますが、積極的な導入を検討されるべきと考えます。
次に、辰巳ダムの主な目的というのは治水というふうに言われておりますが、昭和47年に内川ダムを建設する際に、犀川総合開発事業計画というものが策定されました。この計画では 100年確率ということで、犀川ダム地点で基本高水量を毎秒 570トン、内川ダム地点で毎秒 440トンということに想定をしております。
犀川ダム、内川ダムの機能を検討することや、調整池の建設、平沢砂防ダムの改良、河川の拡幅、排水ポンプ設置など、具体的検討こそ必要だと考えるものであります。河北潟を埋め立てた反省を生かすべきであります。
内川ダムについて見れば、昭和49年に43億で完成したものの、当時、発電の多目的ダムとして通産から電力側に提案がされていたにもかかわらず、火力発電は安上がるとして断られたのでありますが、その後、オイルショックで水力発電が見直され、昭和59年12月に58億をかけ、新内川発電がつくられることになったのですが、もし内川ダム建設時であれば、9億でできたものであります。
しかしながら、現在の犀川ダム、内川ダムのダム管理の規定を調べ、また現実にこの管理の規定に基づく運用を県にお尋ねすると、両ダムは全く伏見川、安原川の水位を考慮せずに運用しているのであります。 犀川ダムの場合、水位 340メートルが洪水期間制限水位ですので、 335メートルぐらいになると放流準備をして指示を待ちます。
この治水目的についても、時間雨量が犀川ダムや内川ダムより多く見積もるなど、その必要性について専門家からも厳しい批判があります。 しかも、このダム建設によって、辰巳用水の取水口が水没し、文化財を破壊するものとして、県内外から厳しい批判が高まっています。まさに、県民、市民の合意は得られていません。